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下田武史の初球から送りバント

引き際

2020年7月3日

私はラジオが大好きで毎日聞いているのですが、先月、10年以上聞き続けた久米宏さんのラジオ番組が終わりました。

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75歳の久米さん。これで、テレビ・ラジオのレギュラー番組がなくなり「実質的な引退か…」とも言われています。

最終回では久米さんへのメッセージがたくさん届いていましたが、久米さんは時間を取って自分の思いを吐露するようなこともなく、エンディングも普通にトークを続け最後の1秒で「またチャンスがあれば、いつかそのうち」と締めくくりました。サッと去っていったような印象で、お別れ感がありませんでした。

番組終了については、「いい時に終わればいい思い出になる」ということを話していて、周りに衰えを指摘される前に身を引きたいという美学なのだと思います。

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これと対照的だったのが、4年前に亡くなった永六輔さん。

晩年は明らかにしゃべれていない状態でしたが、それでもリスナーは「永さんがマイクの前に座っている」と感じられるだけで、その番組を聞いていたのです。永さんもその思いに応え、しゃべれなくてもマイクの前に座り続け、亡くなるまで番組を続けました。

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余力を残した状態で去るか、ボロボロになるまで続けるか―

これは本当に考え方が分かれるところで、最後はその人次第、正解はありません。

ただ、大部分の人は、自分で引き際を選べるわけではなく、他人から宣告されて終わります。

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もし自分で選べるならどうするか。

実は私は1度アナウンサーを離れて他の仕事をしていた時期があり、そこから思いを持ってアナウンサーに「戻ってきた」という経緯があります。

できるならボロボロになるまで続けたい…というのが本音です。

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「全然しゃべれていないじゃないか」と言われても「みじめな姿をさらして…」とかげぐちを叩かれても、求められて続けられるのであれば、続けたいという考えです。

もし「アナウンサー失格だ」と言われても「プロの水準を保てていない」と言われてもかまいません。「ヘタクソ」と言われても「あいつはケーキを食べる時にビニールのシートまでなめる」と言われても「ポイント5倍デーの時にしか買い物に来ない」と言わ…ちょっと待てー!誰だそんなこと言う奴は!

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下田武史

HABアナウンサー

下田武史

しもだたけし

誕生日:2月10日
出身地:東京都葛飾区
出身大学:江戸川大学
担当番組:「HABスーパーJチャンネル・ゆうどきLive」月~金ニュース担当 / 高校野球など
趣味:野球(元高校球児)・バドミントン(大学から競技を始めて30歳まで市民大会に出場)
特技:送りバント(三塁線にきっちり転がします)脱臼・捻挫の整復(医療国家資格あり)柔道弐段(切れ味抜群の鮮やかな受け身が持ち味)

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