OECD・経済協力開発機構のメンバーが、輪島高校を視察しました。
生徒たちは、被災した今の思いの丈をぶつけました。
欧米やアジアの先進国が加盟するOECDは、経済全般について協議する国際機関で、「世界最大のシンクタンク」とも呼ばれています。
各国共通の教育課題を話し合う会議が10月12日から日本で行われるのを前に教育関係者や科学者など8カ国・25人のメンバーが輪島高校を視察しました。
高校生とメンバーで行われた交流会、そのメインイベントが「未成年の主張」です。
「地震で空き地が増えた中、そこで路上映画を開催したい」という生徒など様々な主張が展開される中、2年生の宮腰大地さんは輪島市への率直な思いをぶつけました。
それに対し、ネットでも購入できるとアドバイスがあると…これを聞いたOECDのメンバーも、地震で傷ついた輪島市の高校生たちの思いを受け止めていました。
OECDでは、石川や仙台などを視察したあと、10月12日から仙台市で教育についての会議を開きます。
NEWS
輪島高生が「未成年の主張」
(木)