NEWS

  • TOP
  • NEWS
  • 運命の日・ドラフト会議を待つ 高校屈指のショート・齋藤大翔選手(金沢)

運命の日・ドラフト会議を待つ 高校屈指のショート・齋藤大翔選手(金沢)

プロ野球ドラフト会議が24日に行われます。高校球界トップクラスの呼び声高い内野手、金沢高校の齋藤大翔選手を紹介します。

先週、金沢高校の練習場を訪れると、運命の日を楽しみに待つ齋藤選手の姿がありました。

下田武史アナウンサー「ドラフトを待っている今の気持ちはどうですか?」
齋藤大翔選手「本当に、ずっと待ってきたので楽しみという気持ちが一番大きいです」
「不安と期待ってどっちの方が大きいですか」
「期待の方が大きいのでワクワクしています」

金沢高校3年・齋藤大翔選手。50m6秒フラットというスピードと強肩、抜群の身体能力をいかした守備力で、入学直後から名門・金沢のレギュラーとして活躍!

さらに高校通算14本塁打とパンチ力のあるバッティングも持ち合わせ、今年の高校生内野手では全国でもトップクラスとの呼び声も高い選手です。

地元・金沢市で生まれ育った齋藤選手、中学3年の2021年夏、石川大会で準優勝した金沢高校の戦いを見て進学を決意したといいます。

「決勝で負けて準優勝だった夏だったので、そこは自分もあと1勝したいなと気持ちの中にありました」
「すごい青色が好きなので、ユニホームがカッコいいなと思うのでそのユニホームが着られてすごくうれしかったですね」

春夏22回の甲子園出場を誇る名門・金沢高校で1年春から試合に出場し活躍してきた齋藤選手。レギュラーに抜擢した武部佳太監督は、入部してきた時のインパクトを今でも鮮明に覚えているといいます。

武部佳太監督「シートノックの時に、外野からの中継プレーで、ショートにボールをつないだあとにバックホームをする際に、私ノッカーなのでものすごく強い、力のあるボールを投げたというのが一番、その送球は今でも忘れないんですけど」

期待を受け、注目され続ける中で伸び悩むこともなく、周りの期待を超える成長を見せてきました。

「自分は注目されるというか、たくさんの人から見られる方が力が出るタイプなので」
「一番は応援の力が大きいなと思って、練習試合では全然打てないんですけど、公式戦では結果が出るので、それは本当に自分が持っているいい力かなと思っています」

いよいよ迫ってきた運命のドラフト会議。

「(特定の球団の)ファンとかもないので、指名していただけるならどこでも行きたいと思います」
「やっぱり自分の売りは守備だなと思うので、スピード感のある守備というか、しっかりと基礎を今までやってきたので、そこを改めて忠実にやって、少しでもチャンスをもらえたらいいなと思います」

浮かれることなく地道な練習を繰り返し基礎を固めながら指名を待ちます。

武部監督「彼のプレーを見て多くの方がワクワクしたり前向きになったり希望を持てたりそういう光を、多くの人に光を照らすような、そういう選手になってほしいなとは思います」

齋藤選手「ソフトバンクホークスの今宮選手がすごく憧れです。すごい華のある守備というか立ち姿だったりが本当に格好いいのでああいう選手になりたいなと思います」