能登半島地震で被災した建物の公費解体について、15日、石川県の馳浩知事は10月の県内の解体はほぼ計画通りに進み、豪雨による遅れはおおむね解消したと話しました。
県によりますと、11月11日までに公費解体が完了した建物は解体を見込む全体の26.2%にあたる8504棟にのぼります。
10月単月では2348棟の計画に対し、900棟多い2638棟の解体が完了し達成率は112%でした。
計画が進んだ理由として豪雨被害の影響を受け解体業者の班数を増強し、9月末にピークに達したことが挙げられます。
馳知事は解体困難な地域を除いて豪雨による解体の遅れをおおむね解消できたとし、2025年10月の完了に向けて計画通り進んでいると述べました。
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能登半島 豪雨による公費解体の遅れは解消
(金)