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クマ出没に備えて市街地で実地訓練

クマによる人身被害を防ごうと行政と地域住民による実地訓練が能美市で行われました。

訓練は能美市の住宅街や小学校の近くで1頭のクマが出没したという想定で行われ、県や警察、地域住民などおよそ30人が参加しました。

訓練では通報を受けた担当者が目撃した住民からクマの大きさなどを聞き取り、捜索隊と情報を共有。捜索隊が付近の住宅を回り家の外に出ないことや車庫のシャッターを閉めるよう呼び掛けました。この後、捜索隊は神社に潜むクマにふんした職員を発見し、麻酔銃を使って捕獲しました。

県内では去年1年間で400件を超える目撃情報が寄せられているほか、3件の人身被害が発生していて、県では今後冬眠明けのクマの活動が活発化するとして注意を呼び掛けています。