七尾湾の高級食材、「能登とり貝」の初競りがけさ金沢市内で行われました。七尾湾で養殖される「能登とり貝」は身が大きく肉厚で上品な甘みが特徴の高級食材として知られています。かなざわ総合市場で行われた初競りでは、去年のおよそ２倍となるおよそ６３０個の「能登とり貝」が持ち込まれました。このうち２００グラム以上の最高級品「プレミアム」には２個が認定され、去年の２倍以上となる１個６万円の過去最高額がつきました。競り落としたのは金沢市白菊町の和食店「緑酒伝助」です。県によりますと、地震の影響で去年は出荷量が例年より２割ほど減少しましたが、今年は例年並みの６万個が出荷される見通しです。「能登とり貝」の出荷は６月末まで続きます。