80年前、愛知県の軍需工場で空襲に遭い亡くなった女子勤労挺身隊員を慰霊する集いが、金沢市内で開かれました。
終戦直前の1945年8月7日、愛知県の豊川海軍工廠がアメリカ軍の空襲を受け、石川県から勤労動員されていた女子挺身隊員52人が犠牲になりました。
元隊員や遺族らは戦後、金沢市の卯辰山公園に慰霊碑を建てて毎年追悼してきましたが、今年は悪天候もあり屋内で慰霊の集いを開きました。
7日は、元隊員で今年100歳になった金沢市の西村八重子さんや遺族、支援者らが出席。僧侶の読経にあわせて献花し犠牲者を追悼しました。
80年前の空襲を知る元隊員は少なくなっていますが、母親が元隊員だった世話人の中山正一さんは、慰霊碑がある限り追悼を続けたいと話します。
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豊川海軍工廠 空襲犠牲者を追悼
(木)