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珠洲市の仮設住宅に泥・輪島港には流木

大雨の影響で珠洲市の仮設住宅の敷地内に大量の土砂が流れ込み、ボランティアらが土砂の撤去に追われていました。

珠洲市大谷町にある仮設住宅の敷地内にはきのうの大雨の影響で大量の土砂が流れ込みました。

きょうは地元住民とボランティアおよそ20人が重機で土砂を撤去したり地面にこびりついた泥を洗い流したりしていました。

住民らは先週の大雨で溜まった泥を片付けたばかりだったことに加え排水溝に土砂が詰まりなかなか水が流れないことから疲弊している様子でした。

珠洲市ではきのうからの雨で宝立町と上戸町の仮設住宅など75棟で床下浸水の被害が出ています。

一方、大雨は漁業にも深刻な影響を与えています。

輪島市の輪島港では川から大量の木や、ごみなどが流れ着き、船が漁に出られない状態になっています。

こうした中、きょうは午後から地元の船主らが小型船で流木などをロープで縛って集め、重機で陸に上げる作業が行われました。

しかし作業中にも船のプロペラや舵の間に直径30センチ、長さ1メートルほどの流木が挟まり航行不能となる被害が出ました。

現在、雨は収まっていますが今夜からあさってにかけて再び警報級の大雨となる可能性があります。

あす午後6時までの24時間降水量はいずれも多いところで▼能登で150ミリ▼加賀で120ミリと予想されています。

あさってにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。