きのうから能登を中心に激しい雨が降り、輪島市三井では24時間降水量が観測史上最大を記録しました。
奥能登2市2町のおよそ2万世帯に避難指示が出されています。
県内は前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で大気の状態が非常に不安定となり、能登を中心に断続的に雨が降っています。
きょう観測された24時間降水量は▼輪島市三井で210.0ミリと観測史上最大を記録しました。
また▼珠洲市で225.5ミリ▼輪島市門前で168.0ミリと8月の観測史上最大となりました。
こうした状況を受け県と気象庁は能登の3市3町に警戒レベル4に相当する土砂災害警戒情報を発表しています。
このうち珠洲市と能登町の全域と輪島市と穴水町の一部の合わせておよそ2万世帯・4万人に避難指示が発令されています。
県によりますとこの雨の影響できのう夕方輪島市の国道249号中屋トンネル周辺でのり面が崩れ、トンネル内に一時車6台11人が取り残されたということです。
11人はおよそ3時間後に脱出し、けが人はいなかったということですが、中屋トンネルは現在も通行止めとなっています。
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能登で大雨 約2万世帯に避難指示
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