能登半島地震で大きな被害を受けた七尾市の和倉温泉。おととい1軒の旅館がおよそ1年7カ月ぶりに営業を再開しました。
和倉温泉にあるおよそ20軒の宿泊施設は、地震のあと全て休業を余儀なくされました。
解体や修復が進められ、これまでに営業を再開したの5軒。
そしておととい、「はまづる」が6軒目として、およそ1年7カ月ぶりに宿泊客を受け入れました。地震で半壊の被害を受けた「はまづる」。
温泉設備の修復を進めるとともに、宴会場だった場所を客室に改装するなどして、再出発の準備を整えました。
従業員の雇用は維持してきたということです。
久しぶりの宿泊客とあって、厨房ではあわただしく料理の仕込みを行っていました。
この日は県内をはじめ関東や関西などから予約があり、チェックインの午後3時前から家族連れらが次々と訪れました。
25ある客室は全て埋まり、およそ100人が利用したということです。
たしかな一歩を踏み出しました。
お盆休みということで「はまづる」はほぼ満室の状態が続きます。
今後は閑散期となる秋以降に向けて、集客の企画を考えているということです。
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和倉温泉「はまづる」営業再開
(月)