大雨の被害状況を確認するため、馳知事が現地を視察しました。最初に訪れたのは、石川県七尾市中島町の国道249号です。
12日、路面が崩れ、車に乗っていた3人がけがをしました。中能登土木総合事務所の職員らから、現状について聞き取りをした馳知事。原因を究明するよう改めて指示しました。
現場の上には棚田があり、水がたまりやすく、地盤が弱い場所だったということです。そしてもう一つ考えられるのが交通量です。
中能登土木総合事務所は現在調査を進めていて、その結果をもとにできるだけ早く、復旧工事に着手する考えです。
馳知事はその後、床下浸水の被害を受けた珠洲市宝立町の仮設住宅を訪問しました。同行した泉谷満寿裕市長は、仮設住宅のすぐ脇に低い塀のようなものがあり、それが原因でたまった水がうまく流れていかなかったと、当時の状況を説明しました。
今後もいつ大雨になるか分かりません。住民の安心安全のためにも対策が必要です。馳知事は輪島市で、冠水した農地も視察したということです。
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崩落の国道249号など 石川・馳知事が現地視察
(水)