能登半島地震で甚大な被害を受けた七尾市・和倉温泉の
新たな護岸の設置工事が２６日から始まりました。
２６日から始まった新たな護岸の設置工事では、基礎となる部分に
天然の石を敷き詰め、その上に幅およそ１ｍ、高さ１ｍ６５ｃｍの「プレキャスト」
と呼ばれる土台をクレーンで吊り下げて設置します。プレキャストの設置が完了すると、
護岸の上部を現場で作り上げていく予定です。
国土交通省は「周囲の旅館と歩調を合わせつつ新たな護岸を２０２７年度中に
完成させたい」としています。