県内の工芸作家と海外の現代美術作家のコラボレーション作品を集めた展覧会など２つの展覧会が２７日から金沢２１世紀美術館で同時開催されています。「オトボン・ンカンガシェイプド・バイ・メニー」と題された展覧会では、ナイジェリア出身のアーティストオトボン・ンカンガさんが制作した巨大なタペストリーのほか、県内の工芸作家と共同制作した作品が展示されています。作品は石川県に見立てた１本の杖の上に山中漆器や珠洲焼など県内各地の伝統工芸が装飾され石川の工芸文化を１つの巨大な物語として表現しています。このほか、美術館が収蔵する「文字」をテーマにした展覧会も同時開催されています。