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市街地でのクマ出没に備え銃での捕獲訓練 

今月から市街地に出没したクマを自治体の判断で銃で駆除できる「緊急銃猟」制度が導入されました。こうしたことを踏まえ、29日に白山市で実地訓練が行われました。

9月から改正鳥獣保護管理法の施行により、クマが市街地に出没した際に、自治体の判断で銃で駆除できる「緊急銃猟」制度が導入されました。

訓練では、コミュニティセンターのホールに成獣のクマ1頭が侵入したという想定で行われ、県や猟友会のメンバーなど70人が参加しました。

訓練では猟友会のメンバーがクマを見つけ、緊急性があるか、迅速に捕獲できる手段がないかなどを対策本部と検討し、発砲許可を出すまでの手順を確認しました。

その後、周囲の安全を確保した上で猟友会のメンバーがクマを駆除する手順も確認しました。

今年はクマのエサとなるブナの実が凶作となる見通しで、クマの市街地への出没が懸念されます。

県内では9月24日時点で232件のクマの目撃情報が寄せられていて県はツキノワグマ出没注意情報を発表し、クマへの注意を呼び掛けています。