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高校野球 2025秋季石川県大会決勝&代表決定戦 北信越第3代表をかけて星稜と遊学館が対戦 決勝戦では“2年連続甲子園出場”の2校・航空石川と小松大谷が激突!

高校野球・北信越大会出場をかけた秋季石川県大会は、28日に決勝戦と第3代表決定戦が行われました。

下田武史アナウンサー「遊学館の打線を引っ張るのは、今大会ここまで10打数7安打、打率7割の南太陽。きょうの試合もそのバッティングに注目が集まります」

星稜と遊学館が対戦した第3代表決定戦、1回ウラ、遊学館はヒットとフォアボール2つで1アウト満塁のチャンスを作ると、打席には、打撃絶好調の5番・南。

犠牲フライで遊学館が1点を先制します。

しかし続く2回、星稜は8番・中森のレフト前タイムリーなどで逆転に成功すると、3回には9番・井崎のタイムリーヒットなどで2点を追加、星稜が主導権を握ります。

5回、2点差を追いかける遊学館はノーアウト1、2塁から、4番・戸部が絶妙なプッシュバント、これで満塁のチャンスを作ると、打席には5番・期待の南!星稜はマウンドにリリーフの渡邊を送ります。長打が出れば逆転の場面!

ここは星稜・渡邊の勝利!

渡邊は抜群の制球力で5回を被安打ゼロ・四死球ゼロ・自責点ゼロの圧巻のピッチング。星稜がリードを守り切り、北信越大会最後のキップをつかみ取りました。

続いて行われた決勝戦は、2年連続春のセンバツ甲子園出場の航空石川と、2年連続夏の甲子園出場の小松大谷。現在の石川の高校野球を引っ張る2校が激突しました。

3回、航空石川は2アウト2塁のチャンスを作り、4番・木下。

頼れる主砲の一振りで航空石川が1点を先制します。

その後、同点で迎えた7回、航空石川は2アウト1塁2塁から2番・川上がセンターにはじき返す、勝ち越しのタイムリー!2対1と航空石川がリードを奪います。

しかし8回、追いかける小松大谷は、ランナー2人を置いて4番・寺阪が右中間を破る逆転タイムリーツーベース!

これが決勝点となり、小松大谷が26年ぶりの秋の県大会優勝を果たしました。

来年春の選抜高校野球大会の出場校選考の重要な資料となる北信越大会は、10月11日から富山県で開かれます。

石川県の代表は小松大谷・航空石川・星稜の3チームです。

北信越からのセンバツ出場は例年2チームです。石川県勢の活躍を期待しています。