能美市に住む50代の男性がSNS型の投資詐欺で現金およそ6200万円をだまし取られました。
警察によりますと能美市に住む50代の男性は、今年7月中旬、SNSで知り合った人物から投資話を持ちかけられました。
男性は中国で有名な経済学者を名乗る女と資金運用会社のスタッフを紹介され、国際金市場取引口座を開設。経済学者を名乗る女からアドバイスを受けながら取引をしていました。
しかしその後資金運用会社のスタッフから「経済学者の女が金融犯罪に加担した疑いで中国当局に拘束されました。
関係していたあなたが犯罪に加担していない事を証明するための資金が必要」と言われ、保釈金の支払いを要求されました。
男性は、8月中旬からおよそ2カ月間に渡って指定の口座に16回送金。現金およそ6200万円をだまし取られました。
保釈金の支払いが複数回続いたことで怪しく思った男性が資金運用会社のスタッフを問い詰めたところ、関係するすべてのアカウントと連絡がつかなくなったということです。
自身で警察に通報し、被害が発覚しました。
警察は、知らないアカウントや会ったことのない相手の話は信じないこと、投資や儲け話の勧誘にはまず詐欺を疑うことなどを呼びかけています。
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SNS型投資詐欺 6200万円被害
(木)