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勝利をその手に ~北國銀行ハンドボール部の軌跡~

放送日時

2020年5月9日(土)ひる12時

 

 

番組内容

北國銀行ハンドボール部「Honey Bee(ハニービー)」。世界選手権女子日本代表にチームから8人もの選手を輩出し、ハンドボール界の女王として君臨している。

2019―2020のシーズンは全日本社会人選手権を6連覇、国体7連覇、そして12月の日本選手権でも4年ぶりの優勝を果たし、日本リーグとあわせた「4冠」達成へまい進していた。

 

チームのエースは富山県出身の佐々木春乃。ロングシュートが持ち味のポイントゲッターで、世界選手権では日本代表「おりひめJAPAN」のエースとしても活躍した。

ディフェンスの要は、キャプテンの塩田沙代。正面からの接触が認められるハンドボールでは格闘技のようなぶつかり合いもあるが、塩田は日本代表の壁として海外の選手とも渡り合ってきたトップ選手だ。

各ポジションに日本代表がそろい圧倒的な強さを誇りながらも、周囲の厳しいマークや主力選手の相次ぐけが、そして世代交代と、決して順風満帆のシーズンではなかった…。

 

北國銀行ハンドボール部は1975年の創部。ハンドボールの強豪校だった小松市立女子高校(現小松市立高校)の卒業生が入行して発足した。

日本リーグには1978年の第3回から参加し、一時は2部リーグを経験するも、荷川取義浩監督が就任後は堅守速攻のスタイルを確立し、強豪の仲間入りを果たした。

 

「ハニービー」の名前の由来は「働き蜂のようによく動く」。

コートを離れても選手たちは行員として銀行業務にあたり、寮では共同生活を送っている。日本リーグ優勝と国内4冠を目指して戦ったチームの素顔に迫り、その強さの秘密を探った。

 

 

ディレクター  吉川 圭一

カメラ・編集  山本 寛

プロデューサー 山田 裕之