赤瓦のマチュピチュ
「赤瓦のマチュピチュ」
放送日時 3月19日(土) 午後1時~1時55分
制 作 北陸朝日放送
この番組は、住民がゼロになった加賀市の無住集落に、故郷を守りたいと一人帰ってきた男性の活動を通して、無住集落の現状と問題点を提起しました。
●男性が、集落を消滅させたくないと語る場面で映った家々の映像が印象的だった。無住集落の現状や危機感も、よく伝わってきた。
●男性が住み続けることで故郷を繋いでいこうという決意と覚悟、そして希望が伝わってきた。
●重いテーマだが、ナレーターの力強く、時には軽妙な語り口も、男性の強い決意の表現に合っていた。
●『赤瓦のマチュピチュ』という番組名が、内容と合っていなかった。もっと問題提起する番組名にする必要がある。
●建物の保存に言及した内容が無かった。専門家への取材が足りなかった。
●日本全体の構造的な問題ともいえる無住集落の今後のあり方に、ヒントとなる要素が大いにあった。再放送してもらいたい番組だった。
HAB放送番組審議会
樫見由美子委員長、山岸大成副委員長、北 春千代委員、表谷千賀委員、前田昌彦委員、窪田隆之委員、
中 乃波木委員、手島シークリンデ委員。 ※山岸副委員長、窪田委員は、リポート参加。