感染報道~あるニュースデスクの苦悩~

「感染報道~あるニュースデスクの苦悩~」

放送日時   2月23日(火・祝) 午後2時43分~3時38分
制  作   北陸朝日放送

 

石川県で新型コロナウイルスの感染者が確認されてから1年。デマや差別、誹謗中傷などの異例の事態が続いた中、感染者は、医療機関は、そして、報道の現場は、何を思い、どう行動したのかを検証し、これからの「報道」について考えた番組です。

 

●これまでの経緯がわかりやすく織り込まれ、見やすい番組になっていた。

●ニュースデスクの考えだけでなく、いろいろな立場の人の意見を取材し、プライバシー保護と知る権利のバランスを、視聴者に問いかけているように思えた。

●感染者や死亡者を、数だけでなく実名で伝える海外の例を挙げ、亡くなった人の数だけを伝える日本の報道に、一石を投じていると感じた。

●報道が、これまでに試行錯誤してきた事や“苦悩”、報道の責任を、デスクの言葉で語ってほしかった。

●続編で、感染者の社会復帰をサポートする企業や学校の取り組みを紹介してほしい。

●誰のために何を伝えるのか、数字だけでは見えない現実を伝えるため模索を続け、HABから報道の在り方を変えていってほしい。

 

HAB番組審議会
北 春千代委員長、表谷千賀副委員長、樫見由美子委員、前田昌彦委員、窪田隆之委員、山岸大成委員、中 乃波木委員、手島シークリンデ委員。