テレメンタリー2024 望郷と現実と-能登半島地震 集団避難の行方-

【放送日時】

4月1日(月)25時58分~26時28分

※4月2日(火)午前1時58分~2時28分

 

【制  作】

北陸朝日放送

 

【番組概要】

元日に発生した能登半島地震。被災し、集団避難でふるさとを離れた人、残った住民。「望郷」と「現実」が入り混じる、集団避難の今を見つめた番組です。

 

-委員意見-

▽慣れない避難所の暮らしを強いられた住民の戸惑い、「あきらめたほうが、気が楽なこともある」という言葉も、自分事として考えさせられ、心に刺さった。

▽生活の再建を決意する住民の切実な本音を伝えた番組として評価したい。

▽地元に帰ってくるべきという考えだけでなく、前向きにふるさとを離れる人の思いも、もう少し取り上げてほしかった。もう戻れないという苦しさの視点が必要だと思う。

▽戻らないと決断した人は、どんな条件があれば戻れたのか、掘り下げたらよかった。

▽考えさせられるシーンが多く、他人事ではないと引き付けられた。

▽メディアの力は災害時に大衆の心を大きく動かす。これからも取材を続け、能登の実情を伝えてほしい。

 

HAB放送番組審議会

前田昌彦委員長、山岸大成副委員長、表谷千賀委員、中 乃波木委員、徳野新太郎委員、田町雄豊委員、中村雅代委員、高田康子委員

(※山岸副委員長は、リポート参加。)