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要注意!ベビーカーの転倒事故
キョーシリ
1月17日(金)の放送内容
国民生活センターのアンケートでは、ベビーカーごと転倒・あるいは子供が転落したことある、という人はおよそ3割でした。
転倒の原因はというと…圧倒的に多かったのが「ハンドルやフックにかけた荷物」。
実は「7割超」が、ハンドルに荷物用フックをつけていました。ハンドルの部分にフックを後からつける場合が多いのですが、何をかけるのか…食材を買った買い物袋や、子供用のミルクやおやつなどです。
国民生活センターの実験では、ハンドルに荷物なしの場合は、傾斜が17度くらいから転倒しましたが、上り坂で3kgの荷物をハンドルにかけた状態だと、なんと1度~12度で転倒しました。
事例としては「スロープを降りていたところ、ベビーカーが掛けていた荷物に引っ張られるように手前に倒れた。外傷性くも膜下出血で7日間入院」という生後1カ月の男の子の例や、「ベビーカーから手を離した瞬間、掛けていた荷物の重みで手前側に転倒し、子どもがアスファルトに放り出され、頭部と顔面を打撲」という生後3カ月の女の子の事故が報告されています。
シートベルト装着していない場合と、している場合では、安全性に大きな差があります。
ハンドルに荷物をかけない、シートベルトを装着する。ぜひ気を付けてください!