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奥能登×社長 移転から1年を経て

番組で紹介したお店の情報

去年6月、東京の上場企業の社長が、奥能登の最北端、珠洲市の市民になりました。
医薬品総合商社のアステナHDの岩城慶太郎社長です。
本社機能の一部を珠洲市に移転し、社員やその家族およそ10人も珠洲市に移り住みました。
移転から1年を経て、地元を巻き込んだ地域振興が次々と始まっています。
その中から今回は、岩城さんの呼びかけに奮起され、卒業と同時に起業した元飯田高校生たちの取り組みに密着しました!
会社の名前はアボボラ。ポルトガル語でカボチャを意味します。
廃棄野菜でビジネスをしようと考えていて、規格外の野菜を加工して売ることでフードロスを防ごうという計画です。
岩城さんのフォローを得て事業に乗り出すことになったアボボラ。
初年度は多くの壁にぶつかりましたが、二人の活動に共鳴して、
規格外で廃棄されていた野菜を積極的に扱ってくれる飲食店も出てきました。
現在は販路の開拓を続けながら、規格外野菜を使った新商品開発についても取り組みを始めています。
能登半島の先端の珠洲市が最先端のまちにこれからなっていくのか、今後の動きに注目です。

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