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抒情書家 室谷文音

番組で紹介したお店の情報

能登町に移住して暮らす抒情書家の室谷文音さんを紹介しました。
抒情書とはお手本がなく、自分の内面にあるもの、書きたいものを表現する書法のことを言います。
能登の景色、能登の人。完成した作品には文音さんが能登で感じたものが、映し出されています。
京都府で書道家の両親のもと、墨の香りに包まれて過ごした室谷さんは
13歳の時に親元を離れ、ロンドンで芸術を学び、ヨーロッパを拠点に活動を始めます。
日本へ帰国し能登に移住して今年で14年。今では、すっかり地域の一員です。
文音さんがアトリエで開く体験会にはこれまで国の内外からたくさんの人が参加しています。
線を書いたり 寝そべって書いたり文音さんの考える抒情書に、決まったカタチも、お手本もありません。
書くことが楽しいことだと、見方を変えれば同じものも違うものに見えるという事を
みなさんに気づいていただければと話されていました。

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